パッシブデザイン
建物を地域の気候に最適化し、
太陽や風をうまく活用した省エネで快適な住まいをつくる技術。
①太陽熱利用(パッシブソーラー)
冬は日射熱を利用して室内を温めます。
②日射遮蔽
夏は日差しを遮り、室温上昇を防ぎます。
③通風利用
春~秋は風を利用した心地よさを計画します。
④昼光利用
日中は自然光導入により、照明エネルギーを減らします。
⑤断熱・気密
断熱性・気密性を高め、温度差とエネルギーロスの少ない環境をつくります。
一見当たり前とも思えるパッシブデザインの中身ですが、その効果をきちんと発揮できるようにするためには専門の技術(知識・工夫)が必要です。逆にその技術さえ備えていれば、コストをかけず実現できるものでもあります。
弊社では2002年から実際にパッシブデザインに取り組んでおり、確かな知識と技術で現在全棟においてパッシブデザインの設計を施しています。
OMソーラー
パッシブデザインの究極形。より高度な環境応答型の住まいに。
パッシブデザインの中で一番難易度が高く、また効果も一番高い「太陽熱利用(パッシブソーラー)」の技術をより効果的に進化させたしくみがOMソーラーです。
太陽熱で床暖房
太陽の熱で暖めた空気を室内に取り込み、床暖房をします。朝から晩まで家中まるごと暖めるので起床・就寝時の寒さや、部屋ごとの温度差を和らげます。
暖房しながら換気も
OMソーラーが他の暖房器具と大きく違うところは、「暖房しながら換気ができる」ということ。新鮮な空気を暖めながら室内に取りこむので、窓を開けなくても換気ができます。
太陽熱でお湯採り
春から秋にかけては太陽の熱を利用して、お湯も沸かします。40℃~60℃のお湯を1日約300リットルつくりだします。
ゼロエネルギーの暮らし
OMソーラーに太陽光発電(クワトロソーラー)を組み合わせれば、太陽のエネルギーを無駄なく使って、ゼロエネルギーの暮らしが実現できます。