舎庫 わかばこ|wakabako
2023/03 完成
家具メーカーが提案する、小さな居場所
面積10㎡以下、広さ約6畳の小さなセカンドハウス「舎庫(しゃこ)」(詳しくはブログで解説しています)。コアハウスとして舎庫 第2弾の施工となるこちらは、「家具」=「生活道具」をテーマに、現代の暮らしに寄り添う家具づくりを展開する若葉家具さんから生まれた「わかばこ」です。
社名のイメージカラーにもつながるグリーンガルバリウムの外観。デザイナー小泉誠氏のシンプルで洗練されたデザインと、家具づくりの技術とノウハウを生かした若葉家具、木の家専門工務店コアハウスの技術が集結した建物になりました。ミニキッチンも設置されており、飲食も含めたイベント開催にも利用できるつくりになっています。
設計|Koizumi Studio・小泉誠
施工|コアハウス
家具|わかばかぐ|若葉家具株式会社
竣工|2023年
舎庫(しゃこ)は、6畳ほどの小さな居場所として、大工+デザイナー+工務店が集結し、ものづくりを発信する集団【わざわ座】から生まれました。
「書斎やアトリエをつくりたい」「おうちでカフェを開いてみたい」「自転車やバイクを愛でる場所がほしい」などみなさんも一度は想像したことがあるのではないでしょうか。「……でも家の中にそんなスペースはない」という方も多いはず。舎庫はそんな憧れのスペースをカタチにしたものです。
|わざわ座について|
わざわざ、手仕事で。
わざわざ、集まって。
わざわざ、広めていく。
大量生産が主流の現代で失われつつある「手仕事」の復権を目指して、「わざわざ、やろうよ!」を合言葉に、工務店+職人+デザイナーが取り組む活動が「わざわ座」です。暮らしを豊かにする道具をデザイナーが心を込めてデザインをして、職人が手仕事で誠実につくり、工務店が顔の見える関係を結んだ住まい手に丁寧に渡す。そんなものづくりに共感する工務店・家具メーカー・素材メーカーが全国から集まり、知恵と仕組みを共有して、職人と手仕事の復権を目指しています。コアハウスも「わざわ座」に参加しています。