福山・尾道での家LOG 2024
(
2026 / 05 / 27 更新
)
2024年も年の瀬。
今年もお客さま、職人さん、協力会社さん、棟梁、スタッフの皆のおかげ様々をもちまして、充実した1年の仕事納めができそうです。
止まない資材高騰の余波で住宅の建て控えを実感する厳しい年でしたが、むしろ忙しく家づくりに邁進できたことは大変ありがたく感謝の念に堪えません。
ご縁を頂きました皆様に心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。
感謝の気持ちを込めて、今年のお仕事+αを振り返りたいと思います。
・表通り沿いに建つ家

穏やかなご夫妻の定年後の暮らしを考えました。
朝夕渋滞する大通りに面するので視線・騒音・汚れなどに配慮したり、
パッシブデザインの設計で建物の基本光熱費を抑えて、
ヒートショック・熱中症とも無縁となる超省エネ全館空調OMXを搭載し、
許容応力度計算で耐震等級3の高強度で南海トラフ地震に備え、
珪藻土の壁・無垢の杉材により浄化されるような空気感を宿す。
これまでの頑張った人生を労ってくれる暮らしの器の形を整えました。
40坪の台形敷地でいろいろ欲張る設計者泣かせ、、、もとい腕の鳴る家づくりでした。
ご入居後には、温熱感や光熱費を喜んでいただいています。
安心の器で、ぜひこれから人生を謳歌していただきたいと思います!
・おこもり木箱のある家

あらたなご家族の誕生を心待ちにしながらの家づくり。
住まいは子供たちの人生に大きく関わり、いずれ実家となるものなので、作り手の責任は重大です。子供たちの情操に訴えかけられるモノづくりになれば最高ですね!
このお家の推しポイントは、オコモリできる木箱のような小部屋。
親が趣味を楽しんだり、子供が宿題をしたりも当然想定していますが、
子供が小さなうちは、お母さん(お父さんも)の気持ちのリセットができるような優しい居場所になってくれろ~という気持ちで設けました。
床下エアコンと杉のフローリングで、裸足でも温かい床になるので元気にハイハイや立ッチをしてくれている頃かな?と勝手に目じりを下げています^^
・うたたねの家

このお家も子供たちと一緒に楽しい思い出を詰め込んでいくことを考えたお家。
子供部屋だけを2階に乗せた“1.5階建て”“準平屋”と俗に呼ばれる間取り構成です。なので主寝室は1階。老後まで安心して暮らせる家を考えています。長く使える家はいい家だ!と思ってます。
県道からの目線を切る障子とタタミ敷きのリビングで団らん空間の雰囲気もやわらぎ、たまにある子育てで毛羽立った気持ちがちょっぴり和んでくれたらいいな、とエールを込めた設計だったりします^^(子育て同志!)
みんなで集まって、ワイワイとお料理好きなご主人の手料理を囲んでいるシーンを想像しながら豊かな時間がたくさん生まれてくれることを楽しみにしています。
・色んな居場所を愉しんで

小高い丘の上の家づくりでした。
丘の上ゆえに、法律上の道路は麓までしか通っておらず接道の建築許可を得たり、高い崖があり県の条例への対応が必要だったり、、準備が大変で時間もかかりました。
加えてやや遠方からの移住ということもあって、元のお住まいの整理や福山に出向いてのローンの準備など、クライアントさまも通常よりタスクが多く、たいへんお疲れさまでした。
互いの労力が結実しまして、見晴らしのいい 心が穏やかになるようなお住まいになったと思います。目に楽しい窓辺の景色、木の香り、裸足が心地いい触感、明るく優しい空間。家づくりの疲れを癒してくれると思います。
一緒に暮らすニャンコにも喜んでもらえているといいな~。
・imma 婦人科サロン

GW明けに、サロンの開業でのリノベのご相談を頂きました。
ご事情もあり、5月にご相談開始 → 7月後半着工 →9月末お引渡し の超特急の場所づくり。
限られた時間と予算の中で、スタッフ総力戦のタイトなミッション^^でした。
心身の調子を整えてくれる婦人科サロンなので、無垢の松の床と 杉板でぐるりと包みこんだ施術室という構成で、リラックス成分フィトンチッドの癒し効果を期待して針葉樹素材を採用しています。
クライアント様セレクトのお洒落なインテリアや小物が利いた木の浄化作用の空間で、心身を整えてもらえるリセットスペースとなりました。
日々頑張っている女性の皆さんのリフレッシュにぜひお立ち寄りください。
リンク:婦人科サロンimma (instagram)
・山緑と暮らす大屋根の家

尾道市の市街化調整区域での開発許可取得の家づくりでした。
市街化調整区域内の家づくりの開発許可は、クライアント様の置かれた状況や立地でその可否もケースバイケース。今回は難易度高く、当時クライアント様にもご心配をお掛けして産みの苦しみもありました。
また昨今の資材高騰の影響で一度はコアハウスの家づくりを諦めようかという処を、ご予算内で出来る最大限を模索し、合理化を尽くし叶えたある種実験的なお住まいでもあります。
最終的に70万円/坪を下回るコストで完成しました。
何より最後に、“素敵な家ができて幸せです”とのご感想に胸を撫でおろしました。
こちらこそ喜んでいただけて幸せです。どうぞ楽しい家族時間を堪能してください。
・ex こいずみ道具店 訪問

7月には、東京 国立市の こいずみ道具店 さんを訪問しました。
家具デザイナー 小泉誠さんの活動拠点です。
念願の聖地巡礼。
この空間の空気を吸っただけで、デザインが上手くなる気がしました。
(そんな甘かないッ)
・ex HP リニューアル

8月には昨年から進めていたホームページのリニューアルをしました。
単に木を使ので「森」ということではなく、
恒久的に暮らしに必要なことって何だろう?を考えたときに、
持続的で感覚的に好ましく帰りたくなる場所という意味での「森」の品質を備える家づくりとして「森品質」をキーワードに決めてこれからのベクトルとしました。
引き続きのご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
・ex インターンシップ

9月、会社として初めてインターンシップを実施しました。
お恥ずかしながら、学生さんからの申し出があって急ごしらえでプログラムを組んだインターン。若い方に興味を持ってもらえることは控えめに言ってかなり嬉しい! 地鎮祭や、工事現場で監督・棟梁とのコミュニケーション、完成物件の撮影、設計体験etc...工務店の1週間を体験してもらいました。
来年は若手大工さん向けにインターンの仕組みを考えてみようかな、と思案中。
プラモデルみたいな組立て仕事に物足りなさを感じている大工さん、しっかりモノづくりをしたい大工さん志望の方、ぜひお声がけください&ご紹介ください^^
・ex わかばかぐ 多数受賞

12月には、以前施工で携わらせて頂きました わかばかぐ本社に複数の受賞の嬉しいお知らせ。
・日本空間デザイン賞入選
地域の零細工務店にはたいへん貴重な、素晴らしい建築にかかわる経験。
これからの活動に活かして、家づくりにフィードバックできればと思います。
・では、よいお年を!!
振り返るとアッというまの2024年。
2025年はスタッフの手島さんのお家が完成したり、また楽しみな家づくりがたくさん控えています。
新しい取り組みもあるのでワクワクします。
また来年の今頃 振り返るとあっという間なんでしょうね(笑)
それでは本年も大変お世話になりました。
皆様もよいお年をお迎えください。

執筆者 /
代表 千葉大輔
次に、できること。
お急ぎの方は、お電話でも承っています。
phone_in_talk084-958-3111
一覧に戻る