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有限会社  コアハウス

コアハウスの家のコストについて

2026 / 07 / 07 更新

家づくりを考えるとき、いちばん気になることのひとつが、費用のことだと思います。

コアハウスの家を見て、
「良さそうだけど、高そう」
と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

正直に言えば、コアハウスはローコスト住宅ではありません。
ただ、何でも高く積み上げていく家づくりでもありません。

大切にするところには、きちんとかける。
工夫できるところは、工夫する。

このページでは、コアハウスの家のコストの考え方を、できるだけ正直にお伝えしたいと思います。


コアハウスの家の、おおよその価格目安

まず、目安の金額からお伝えします。

2026年7月時点で、コアハウスの新築の価格目安は、以下の通りです。

2階建てで、坪75万円前後。
平屋で、坪80万円前後。

税別・本体工事費ベースで、確認申請などの申請費を含みます。

たとえば延床30坪の2階建てであれば、本体工事費の目安は2,250万円前後。
同じ30坪でも平屋であれば、2,400万円前後がひとつの目安になります。

平屋の費用や考え方については、「平屋が向いている人、2階建てが向いている人」の記事でも詳しくお伝えしています。

平屋が向いている人、2階建てが向いている人 →

この目安で見ているのは、本体工事費を中心に、確認申請などの申請費、基本性能を整えた仕様、杉の無垢床をはじめとした自然素材、現場での納まりや施工管理までを含めた範囲です。

一方で、外構工事、造成工事、地盤改良、登記、住宅ローン、火災保険、土地購入費、家具・家電などは、別途見ておく必要があります。

また、注文住宅ですので、建物の大きさや形、仕様、設備、土地の条件によって費用は上下します。
あくまで、コアハウスが考える「基本の形」の目安として受け取っていただければと思います。

坪単価だけで判断するのではなく、土地、建物、外構、暮らし始めてからの費用まで含めて、全体で考えることが大切だと思っています。


この価格は、基本性能を整えた家の目安です

この目安は、ただ安く見せるための最低価格ではありません。

私たちは、快適な住まいには基本性能が欠かせないと考えています。

断熱。
気密。
日射のコントロール。
構造や耐震。

これらは、あとから足す贅沢品ではなく、日々の暮らしを支える土台です。

冬の日差しをどう取り込むか。
夏の日差しをどう遮るか。
冷暖房に頼りすぎなくても、暑さ寒さがやわらぐ住まいにするにはどうすればよいか。

そうしたことを考えながら、家の基本を整えていきます。

コアハウスでは、HEAT20 G2基準、UA値0.46程度を目安に断熱性能を計画し、気密についてもC値0.7程度をひとつの目安として、住まいごとに確認・調整しています。

構造についても、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、長く安心して暮らせる住まいを考えています。

性能は、数字を競うためのものではありません。
暑さ寒さをやわらげ、日々の暮らしを無理なく続けるための土台です。

断熱・耐震・素材・空気環境については、「森品質の家づくり」ページでもお伝えしています。

森品質の家づくり →


必要な性能と設備は、住まいに合わせて選ぶ

基本の形に加えて、住まい方やご希望に合わせて検討するものがあります。

床下エアコンや全館空調、換気システム、太陽光発電。
こうした温熱環境や空気環境、光熱費に関わる設備です。

また、OMソーラーやOMXのように、太陽の熱や空気の流れを住まいに活かす仕組みもあります。
付加断熱やトリプルガラスサッシのように、性能をさらに高める選択肢もあります。

大切なのは、これらは「全部載せるもの」ではない、ということです。

暑さ寒さの感じ方。
家族構成。
暮らし方。
光熱費への考え方。
手入れのしやすさ。
初期費用。
使える補助金。

住まいによって、必要なものは違います。

何でも足すのではなく、何がその家に必要かを考える。
そこも、コアハウスのコストの考え方です。


高いか安いかではなく、どこにかけるかを考える

同じ金額でも、どこに使うかで、家の質は変わります。

コアハウスでは、家のコストを「高い・安い」だけで考えていません。

そのご家族にとって、どこにお金をかけ、どこを工夫するか。
そのバランスを、一緒に調律していくように考えています。

たとえば、暮らしに効かない装飾を増やすより、毎日触れる床の心地よさを大切にする。

見た目のためだけに複雑な形にするより、長く手入れしやすい形にする。

設備をたくさん載せる前に、まず断熱や日射の考え方を整える。

そのうえで、きちんとかけたいところがあります。

構造・耐震・断熱・気密といった、住まいの土台。
杉の無垢床や窓の取り方、光と風といった、日々の心地よさ。
そして、職人の手仕事と現場管理という、つくる精度。

見えにくい部分もありますが、長く暮らすうえで効いてくるところには、きちんと手をかけたいと考えています。


良いものを、
暮らしと予算の中で成立する形にする

私はこれまで、設計力や施工技術を高めるために、先進的な工務店や建築家の建物から多くを学んできました。

美しい納まり。
良い素材。
思わず真似したくなる仕様。

心が動くものを、たくさん見てきました。

私自身、憧れに引っ張られて、そのまま取り入れようとしたこともありました。

ただ、そのたびに会長から言われてきたのは、
「そのまま真似るのではなく、つくりやすく、再現できる形にする」
ということでした。

それは、コアハウスのお客様が、高価な一点ものを望む方ばかりではないからです。

限られた予算の中で、できるだけ良い家をつくりたい。
そういう方が多いのです。

だからこそ、良いものの本質を見ながら、作りやすく、手入れしやすく、長く使いやすい形へ置き換えていく。

それでいて、心地よさの芯は失わないようにする。

そこに、地域工務店としての工夫があると考えています。

それができるのは、コアハウスが設計と施工を一体で考える工務店だからです。

図面を描くこと。
素材を選ぶこと。
納まりを考えること。
現場で形にすること。

私たちは、それらを別々のものではなく、一棟の家づくりとして考えています。

図面の上だけでなく、現場で実現できる形を見ながら、現実的な調整を考えていきます。


限られた予算の中で、
質を大きく落とさず工夫する

これまでにも、建築費の上昇を受けて、予算の組み直しを一緒に考えたことがあります。

そのとき私たちが考えるのは、ただ仕様を落とすことではありません。

木の家としての心地よさをできるだけ残しながら、どうすれば無理のない形に近づけられるか。

素材の使い方を考える。
仕上げの工程を整理する。
つくり方を見直す。
初期費用だけでなく、光熱費や補助金も含めて、資金計画全体を整理する。

そうしたことを一つずつ見ながら、できることを探していきます。

コストを抑えるとは、つくり方を見直し、素材の使い方を考え、工程を整理すること。

そうすることで、木の家としての心地よさをできるだけ残す方法があります。

もちろん、すべての計画で同じようにできるわけではありません。

土地の条件。
建物の大きさ。
ご希望の内容。
資材価格。
タイミング。

条件によって、できることは変わります。

それでも、最初から「無理です」と決めるのではなく、どこまでなら届くのかを一緒に探したい。

そういう姿勢は、これからも大切にしたいと思っています。


初期費用だけでなく、光熱費まで含めて考える

家のコストは、建てるときだけのものではありません。

暮らし始めてからの光熱費も、家のコストの一部です。

断熱と気密。
温熱設計。
空気環境。
日射の取り込み方と遮り方。

これらを整えることは、日々の心地よさだけでなく、毎月の光熱費にも関わってきます。

太陽光発電などの設備を検討する場合は、初期費用と光熱費への効果をシミュレーションしながら考えます。

補助金が使える場合は、資金計画にも反映します。

建てるときの金額だけでなく、暮らし始めてから無理なく過ごせるかどうか。

そこまで含めて、家のコストの一部だと考えています。


まだ予算がはっきりしていなくても、
相談して大丈夫です

ここまで読んで、
「うちの予算で相談していいのだろうか」
と迷っている方もいらっしゃるかもしれません。

最初から、正確な予算が決まっていなくても大丈夫です。

土地から考えるのか。
今ある土地に建てるのか。
平屋か、2階建てか。
基本の形で考えるのか、設備や性能をどこまで加えるのか。

条件によって、かかる費用は変わります。
だからこそ、最初はぼんやりしていて当然なのです。

ご相談では、暮らしの希望や土地の状況、ご予算を伺いながら、建物だけでなく、外構や造成、光熱費まで含めた全体の見通しを一緒に整理していきます。

何にお金をかけるのか。
どこを工夫できるのか。
どこは削らない方がよいのか。

そうしたことを一つずつ見ながら、無理なく続く形を一緒に探していければと思います。

家のコストは、ただ安ければよいものでも、ただ高ければよいものでもありません。

そのご家族が、これから先も気持ちよく暮らしていけること。
そのために必要なところへ、きちんと費用が届いていること。

コアハウスでは、そんな家づくりを一緒に考えていきたいと思っています。

予算がはっきりする前の段階でも、MORI SPACEの見学や家づくり相談では、土地、建物、外構、光熱費まで含めた全体の見通しから一緒に整理できます。

相談から完成までの流れは、「家づくりの流れ」ページでご覧いただけます。

家づくりの流れ →

執筆者 /

代表 千葉大輔

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