小さな居場所
2022/03 完成
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府中市役所 舎庫
面積10㎡以下、広さ約6畳の小さなセカンドハウス「舎庫(しゃこ)」。広島県の府中市役所では、所員のワークスペースとして建てられました。室内はコンパクトながらテーブル席、個室、倉庫があり、冷暖房も完備。公園に面した小さな窓からは緑の景色も愉しめ、木の香りが広がる気持ちの良い空間となっています。
ブラックガルバリウムで覆われたシャープな外観とは一変し、室内は木の香りが漂う癒しの空間になっています。設計は小泉誠+Koizumistudioさん、ソファや椅子は府中市の若葉家具さんが担当されています。
設計|Koizumi Studio・小泉誠
施工|コアハウス
家具|若葉家具株式会社
竣工|2022年
舎庫(しゃこ)は、6畳ほどの小さな居場所として、大工+デザイナー+工務店が集結し、ものづくりを発信する集団【わざわ座】から生まれました。
「書斎やアトリエをつくりたい」「おうちでカフェを開いてみたい」「自転車やバイクを愛でる場所がほしい」などみなさんも一度は想像したことがあるのではないでしょうか。「……でも家の中にそんなスペースはない」という方も多いはず。舎庫はそんな憧れのスペースをカタチにしたものです。
|わざわ座について|
わざわざ、手仕事で。
わざわざ、集まって。
わざわざ、広めていく。
大量生産が主流の現代で失われつつある「手仕事」の復権を目指して、「わざわざ、やろうよ!」を合言葉に、工務店+職人+デザイナーが取り組む活動が「わざわ座」です。暮らしを豊かにする道具をデザイナーが心を込めてデザインをして、職人が手仕事で誠実につくり、工務店が顔の見える関係を結んだ住まい手に丁寧に渡す。そんなものづくりに共感する工務店・家具メーカー・素材メーカーが全国から集まり、知恵と仕組みを共有して、職人と手仕事の復権を目指しています。コアハウスも「わざわ座」に参加しています。